高性能GC-QMSと4セクターMS/MSで培った技術と経験を注ぎ込んだ、新しいコンセプトのトリプルQMS。
シングルモードによるスキャン測定・SIM測定のほか、独自開発のショートコリジョンセル技術による、高速・高感度なSRM測定による微量検出・定量分析に威力を発揮します。
特長
4つのTechnologyで、迅速・正確な定量分析を実現
イオンの蓄積と瞬間的イオン排出可能なショートコリジョンセルにより、分析目的に最適なモードでの定量分析を実現。
業界トップクラスの1000トランジション / 秒という最速SRM速度により、測定時間短縮によるスループットを向上したメソッド構築が可能です。
Technology 1 イオンの蓄積と瞬間排出
セル内に蓄積したイオンはパルス化して瞬間的に排出します。業界トップクラスのSRM速度と干渉イオンを排除を両立しました。
Technology 2 ノイズの低減
信号の取り込みはパルスに同期しているため、ノイズを極限まで軽減します。中性分子によるノイズ抑制には、検出器直前の偏向器が寄与します。
Technology 3 Fast GC
内径が小さく、短いキャピラリカラムを使用し、GC オーブン温度を高速で昇温させることで測定時間を短縮することが可能であり、時間当たりのサンプル処理数を向上できます。クロマトグラムのピーク幅が狭くなるため高速なトランジッションが求められる測定法に対し「ショートコリジョン」技術が威力を発揮します。
FastGCによる農薬266成分測定の時間短縮
通常のカラムでは40分必要な測定(上段)が、FastGCではクロマトグラムの分離を維持したまま15分に短縮できました(下段)。
Technology 4 高性能イオン源EPIS* (オプション)
新設計のイオン源チャンバーにより、SRMでの装置検出限界IDL < 0.4 fg (OFN 1 fg) を達成しました。EPISを使用することにより、標準イオン源に対して1桁程度の感度向上が期待できます。