概要TACK GEL(NonBuren Tack Gel)は、アンカーレスでの耐震固定および転倒防止向けに設計された自己粘着型ポリウレタンゲルシートです。緩衝性と高い粘着性により、アンカーボルトを使わずに機器を固定して床面の損傷を防ぎます。可塑剤フリーかつ低アウトガスでクリーンルームに適しています。屋外用(Tack Gel EX)はUV・雨耐性を備えています。
主な特徴- アンカーボルト不要 — 床に穴や痕跡を残さない
- 機器の設置面積・重量に応じたシートサイズ選定、現地でのカット使用が可能
- 再利用可能:水洗いで粘着性を回復
- 可塑剤フリー — 薬剤移行や表面劣化を防止
- 複数の厚み(t3、t5)および型式(NTG、NTCR)で提供
- 「関西ものづくり新撰2013」選定
アンカーレス耐震固定とはアンカーを打たず、機器の下に粘着性を持つ耐荷重シートを配置することで固定を行う手法です。NonBuren Tack Gelは装置底面と床面に自身のタックで密着し、横方向の抵抗力を与えます。粘着残渣を残さず、特殊工具を必要としない取り外し設計(特許)です。シートは表面の軽微な凹凸に追従し、再配置や洗浄による再利用が可能です。
NonBuren Tack GelとはNonBurenの防振材を起源とする製品で、硬さと粘着性のバランスを最適化したポリウレタンゲルシートです。NonBurenの30度硬さに近い減衰特性を持ちつつ、表面粘着性を強化して耐震マット/転倒防止ジェルとして機能します。取り扱い性にも配慮されています。
強力な粘着性一度貼ると高い粘着力を発揮しますが、可搬性を考慮した取り外し設計(特許)により実用性を確保しています。可塑剤フリーで化学移行リスクがなく、汚れた場合は水洗いで粘着性が回復し繰り返し使用できます。
耐震・防振特性材料特性はNonBuren(30°硬さ)と同等の減衰性能を示し、小さな振動の伝搬を抑えます。設置時は重量と重心に基づくモーメント計算により寸法・個数を決定することで耐震性を確保します。
屋外・耐水性屋外向けのTack Gel EXはUV・降雨への耐性を考慮した仕様で、墓石、太陽光パネル、屋外看板等の固定に適します。使用条件や選定注意点があります。
使用例- 太陽光パネルやその他屋外設備の固定(必要時はEXを選定)
- 店舗の看板、バナー、ディスプレイの固定(穴あけ不要)
- 三段墓石などの多段重ね間の耐震固定
粘着強度の一例(測定値)NonBuren Tack Gel / ステンレス(2B) / 塩ビ板(スキン層) / Pタイル(一般床材)
単位面積当たり(kgf/mm2): 0.014 / 0.015 / 0.017
100mm角換算(kgf): 140 / 150 / 170
当社測定値
仕様 / 技術データ- Brand: HIRAKATA GIKEN CO., Ltd.
- 製品名: NonBuren Tack Gel
- 特許: 日本 第5153672号
- 材質: ポリウレタンゲル(NonBuren防振材由来)
- 硬さ相当: NonBuren 30度に近い減衰特性
- 可塑剤フリー: 可塑剤不使用で薬剤移行や表面損傷を防止
- クリーンルーム適合: アウトガスおよび粒子を発生させず使用可
- 再利用性: 水洗いにより粘着を回復し再利用可能
- 形状: 自己粘着シート、任意寸法にカット可能;機器サイズ/重量に応じシートサイズ選定
- 屋外仕様: Tack Gel EX(UV・雨耐性、使用条件あり)
- 粘着強度例: 単位面積あたり約0.014–0.017 kgf/mm2;100mm角換算で約140–170 kgf(床材により異なる)
- 想定用途: 床面損傷を避けるアンカーレス耐震固定、機器保護、振動吸収、転倒防止固定