概要PV-Aシリーズは、内蔵エアシリンダを持つ1ピストンユニット(または連結ユニット)で駆動する圧縮空気作動のPlaneveyorリフターです。テーブルからワークを持ち上げ、球状ボールでワークを支持して360°任意方向の移動を可能にします。上方向・下方向の調整に対応し、単体使用または連結使用が可能です。
単体・連結使用タイプ- 単体使用:単一ピストンユニットモデル(例:PV50A、PV120A)。
- 連結使用:複数ユニットを接続して長さやボール数を増やし荷重分散を実現。
型式と用途Planeveyorリフターは、内蔵シリンダでワークを持ち上げた後に自由方向でのポジショニングを可能にし、省力化に寄与します。ワーク固定具やマシンテーブルに合わせて角溝型(スクエア)とT溝型を用意し、接続型は多様な設置位置に対応します。
- 角溝型:ワークサイズ・重量に応じた豊富なラインナップ。
- T溝型:既存のT溝(例:プレス機)に適合。
- 単体/連結:下降時はリフター本体にワークを着座可能;連結ユニットで大型ワークを移動可能。
使用上の注意 / 推奨回路エアでボールを上げ(リフト)、空気を抜くとワークは自重で下降します。下降は3方弁等でシリンダ内のエアを抜いて行います。強制下降が必要な場合は真空発生器を使用します。リフト・制御下降・強制下降要件に応じて空気回路を設計してください。
代表的なPV-Aモデル(抜粋データ)例:PV50A — 1ピストン(供給空気);0.4–0.6MPaで上向き力約608N(0.4MPa)〜921N(0.6MPa);重量375g;主球 SUJ2;支持カップ SCM415;本体 Al;使用方向:上・下。PV120A — 1ピストン;上向き力約1205N(0.4MPa)〜1754N(0.6MPa);重量912g;材料は同等。
PVL-T(T溝型)— 代表データ例:PVL13T-● — 1ピストン;上向き力 約137N(0.4MPa)/176N(0.5MPa)/216N(0.6MPa);主球 SUJ2;支持カップ SCM415;本体 Al;使用 上・下。PVL20T-● — 上向き力 約176N / 225N / 274N(0.4/0.5/0.6MPa)。PVLは長さとボール数を変えてボール当たりの荷重を設定可能です。
PVDL(油圧作動 Planeveyorリフター)— 概要PVDLは油圧による押し上げ力とPlaneveyorの自由方向ポジショニングを組み合わせたリフターです。代表例(PVDL50)では許容圧力、油圧時の上向き力、短いストローク(例:3mm程度)、油量および推奨作動油(ISO VG32)が仕様に示されています。フル長・複数ユニット構成が選択可能です。
その他の製品バリエーションと特徴- PVLR ローラーリフター:ローラー移動機能を持ちつつPlaneveyorの位置決めを保持。
- バリエーション:角溝、T溝、スプリングクッション、排粉、クリーンルーム対応、カスタム長など。
- 材料:主球 SUJ2、支持カップ SCM415、筐体は一般的にアルミ(Al);特定モデルで鋼・ステンレス・樹脂オプションあり。
図面 / CAD各モデルの3D-CADおよびPDF図面ファイルを用意しています。モデル別のCAD/PDFは個別に提供可能です。
特性 / 技術仕様- 作動媒体:圧縮空気(PV-A、PVL)または油圧油(PVDL)。
- 推奨空気圧(PV-A / PVL):0.4–0.6 MPa;空気タイプの耐圧は概ね0.9 MPa。
- 上向き力:モデル依存(例:PV50A 最大約[email protected]、PV120A 最大約[email protected])。
- 主球材質:SUJ2;支持カップ:SCM415;本体材質:通常アルミ。
- 揚力方式:ピストンでボールを上げてワークを支持し、リフト中に360°自由方向移動を可能にする方式。
- PVL:T溝取付けで長さカスタム可能;取っ手や特注長さのオプションあり。
- PVDL油圧:高い押上げ力を有するがストロークは小さい(例:PVDL50 約3mm);作動油種と圧力上限はモデル仕様に従う;温度範囲はモデルデータ参照。
- 構成:単体、連結、ローラーリフター、排粉、クリーンルーム対応など用途に応じた構成。