MAX20050~MAX20053は、車載エクステリア照明アプリケーション用の高輝度LED (HB LED)ドライバです。これらのデバイスはMOSFETを内蔵した完全同期整流ステップダウンコンバータで構成され、最小限の外付け部品数で、LEDの直列ストリングを最大2Aで駆動することができます。MAX20050/MAX20052は内部ループ補償を利用して部品数を最小限に抑えるのに対し、MAX20051/MAX20053/MAX20053Dは外部補償を使用して完全な柔軟性を実現します。
広い4.5V~65Vの入力電源範囲は、極限の車載コールドクランクおよびロードダンプ状態に対応します。低と高のスイッチング周波数オプション(400kHzまたは2.1MHz)は、ソリューションサイズまたは効率を最適化する柔軟性を設計者に提供し、AM帯域内の干渉を防止します。スペクトラム拡散は設計者がシステムレベルでEMIを低減するためのさらなるオプションを提供します。MAX20050/MAX20051は内部スイッチング周波数が400kHzで、MAX20052/MAX20053は内部スイッチング周波数が2.1MHzです。
ハイサイド電流レギュレーションによってLEDストリングへの必要な接続は1つのみで、ストリングの接地はローカルで行うことができます。PWM調光に加えて、これらのICはREFI端子を使用してアナログ調光を提供します。フルスケール電流レギュレーション精度は±2.5%で、フルスケールの10%での精度は-40℃~+125℃の全温度範囲にわたって±8%です。他の回路のバイアス用に5V、10mA LDO出力が利用可能です。
フォルト保護機構は、出力過負荷、短絡、およびデバイス過熱保護を含んでいます。これらのデバイスは-40℃~+125℃の全温度範囲での動作が保証され、放熱特性を高めた12ピンTDFN (3mm × 3mm)およびエクスポーズドパッドを備えた14ピンTSSOP パッケージ(5mm × 4.4mm)で提供されます。
デザインソリューション:Driver Monitoring Systems Need a New Breed of IR-LED Drivers ›
アプリケーション
クリアランスランプ(CLL)
民生、産業、および建築用照明
コーナリングランプ(CL)