Oracle Cloud Infrastructure(OCI)Computeのベアメタル・インスタンスは、専用の物理サーバーにアクセスすることで、分離と制御を可能にします。ベアメタル・インスタンスは、最大192コア(業界最大)、2.3TBのRAM、および最大1PBのブロック・ストレージまで拡張可能で、大量のコア数、大量のメモリ、および広帯域幅を必要とするアプリケーションをサポートします。お客様は、オラクルのベアメタル・インスタンスでクラウド環境を構築することで、他のパブリック・クラウドやオンプレミスのデータセンターよりも大幅にパフォーマンスを向上させることができます。
フル制御された専用クラウド・コンピューティング
クラウド・スタック全体を完全に制御
ベアメタル・インスタンスを使用すると、お客様は、オンプレミスと同様に、専用のサーバー・ハードウェア上で、ハイパフォーマンスかつ低レイテンシを必要とする、特殊または従来型のワークロードを直接実行できます。ベアメタル・インスタンスは、仮想化されていない環境で実行する必要があるワークロードに最適です。
エージェントやハイパーバイザーは不要
他のクラウド・プロバイダーでは、エージェントや追加のソフトウェアをインストールしますが、オラクルではベアメタル・インスタンスにソフトウェアをインストールする必要はありません。その結果、お客様は、アプリケーションの呼び出しに応答して一貫性を提供する環境内で、セキュリティとパフォーマンスを向上させることができます。
テナンシー内で保護
ベアメタル・インスタンスは、安全な仮想クラウド・ネットワーク(VCN)内で管理され、お客様はデフォルトでセキュリティ、分離、およびガバナンス機能を利用できます。ネットワーキングは、隣接するOracle Cloud Infrastructureサービスにアクセスするために簡単に拡張できます。
要求の厳しいワークロードのパフォーマンスとスケーラビリティ
パフォーマンスを考慮した設計
お客様は、仮想化のオーバーヘッドなしに最新世代のハードウェアを活用し、最も要求の厳しいワークロードに対して高レベルのパフォーマンスを実現します。オールフラッシュ・ローカル・ストレージと隣接する高性能ブロック・ストレージは、IOPSを多用するワークロードに理想的なプラットフォームを提供します。
高性能コンピューティング(HPC)ワークロードに最適
Oracle Cloud Infrastructure HPCプラットフォームには、ベアメタル・コンピュート・インスタンス、リモート・ダイレクト・メモリ・アクセス(RDMA)over Converged Ethernet(RoCE)に基づく低レイテンシ・クラスター・ネットワーク、高性能ストレージ・ソリューションとファイル・システム、ネットワーク・トラフィックの分離、およびお客様がクラウド内でジョブを自動化して実行する必要のある各種ツールが含まれます。
「うるさい隣人」に悩まされることはありません
レイヤー2ネットワーク仮想化による分離の結果、お客様のワークロードが他のお客様の活動の影響を受けることはありません。また、コンピュート、ネットワーク、ストレージのリソースを過剰割り当てしないことで、ベアメタル・インスタンス全体から最大限のパフォーマンスを期待することができます。