連続式ロースターFRVは、カカオ豆やナッツ類などの対流式焙煎用に設計されています。ホールビーン焙煎は、伝統的なカカオの焙煎方法であり、香りがよく出ることから、現在でも多くのチョコレートメーカーで好まれています。カカオ豆は、約100℃の温度で乾燥されます。焙煎は後の工程で、好みの風味を実現するために必要なレベルまで製品温度を上げることで行われます。
FRVは操作やメンテナンスが簡単なため、チョコレート製造業者やココア加工業界の新参者に好まれる装置です。さらに、FRVはウィノウイングやニブロースト前のカカオ豆の前処理にも広く使用されています。
オプションの冷却ゾーンを使用すれば、焙煎後の高温の製品を55〜75℃以下に冷却し、熱処理を終了させることも可能です。
オプションの脱バクテリファイターFGRを組み込むことにより、TPC100以下を達成することが可能です。
FRVの特徴は以下の通りです。
- 最大4つの焙煎ゾーンを持つモジュラーセットアップ
- 簡単な操作
- 焙煎温度の自動制御により、焙煎または前処理の品質を一定に保つことができます。
- 幅広い焙煎温度範囲(最高155℃)。
- ロースターの機械的な動きを最小限に抑え、空気の流れを逆流させることで、穏やかで均一な焙煎を実現
- 新鮮な空気のため、火災の危険性が少なく、メンテナンスも簡単です。
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