概要VibroFlex は、ナノスケールからマクロサイズまでの非接触振動測定に対応するモジュール式レーザードップラ振動計プラットフォームです。複数の専用センサーヘッドと Connect+ フロントエンド、VibSoft により、研究開発、量産試験、品質保証向けの柔軟で高性能な振動測定を提供します。
主な特長- モジュール設計:用途に合わせて交換可能なセンサーヘッドを採用(微小〜長距離)
- 帯域幅:DC ~ 32 MHz(設定可能)
- 変位分解能:サブピコメートル
- 速度測定:最大 ±30 m/s
- 狭小・難接近箇所向けの光ファイバーヘッドをサポート
- 2点間の相対運動を直接測定する差動光学
- 正確なレーザ位置決めと試験記録のためのカメラを内蔵
- 表面前処理を行わずに暗色・油性・鏡面・高温表面でも測定可能
Connect+ フロントエンド(コアユニット)位相同期リファレンスの取得、エンコーダ/タコ入力によるオーダー解析・ランアップ対応、伝達関数測定用の内蔵シグナルジェネレータ、PTP によるマルチバイブロメータ同期構成。データ転送および制御用の Ethernet/Wi‑Fi(VibroLink)に対応します。
センサーヘッド(例)- VibroFlex Xtra Fiber — 狭所や組み込み環境向けのリモート光ファイバーヘッド
- VibroFlex Fiber — 狭い場所へのアクセスや位相安定な相対測定に適したファイバーヘッド
- VibroFlex Compact — コンパクトヘッド、顕微鏡対物レンズによる微小構造解析向け
- VibroFlex Neo — 透明媒体越し(ガラス・水)や環境試験槽内の高解像度測定向け
- VibroFlex QTec — QTec® マルチパス干渉計搭載のヘッド。油汚れ・反射面・暗色面・回転表面で高 SNR を実現
- VibroFlex Range — 大型構造や危険領域の遠隔測定向け、500 m 超の測定に対応
ソフトウェアとワークフローVibSoft はレーザ振動計用のデータ収録・解析ソフトで、時域/周波数域解析や伝達関数測定、同期チャネルの処理をサポートします。VibroLink は Ethernet/Wi‑Fi によるデータ転送とリモート制御を可能にし、PTP 同期によるマルチチャネル測定を支援します。
用途と利点- 研究開発:モーダル解析や伝達関数解析に必要な全帯域と高時間分解能を提供
- 生産試験・品質管理:迅速で非接触、摩耗のない検査による合否判定
- 現場および長距離測定:構造物や回転機械の遠隔監視
- 狭所・微小測定:ファイバーアクセスおよび顕微鏡対物レンズの利用
ハイライト(要点)1. 実績あるプラットフォーム(世界中で多数導入)
2. 用途に応じた測定フレキシビリティ(専用ヘッドと柔軟な入力)
3. VibSoft/VibroLink による統合ワークフロー
4. 将来を見据えたモジュール設計で段階的な拡張が可能
5. レンタルや測定サービスなど柔軟なサポート提供
技術仕様- 帯域幅:DC ~ 32 MHz(設定可能)
- 変位分解能:サブピコメートル
- 速度レンジ:最大 ±30 m/s(構成依存)
- 参照・入力:位相参照チャネル、エンコーダ/タコ入力
- 信号発生器:伝達関数測定用の内蔵ジェネレータ
- 同期:PTP によるマルチバイブロメータ同期対応
- 接続:VibroLink(Ethernet、Wi‑Fi、TCP/IP)および VibSoft による制御
- 出力:変位・速度・加速度の同期出力
- センサーオプション:ファイバー型、差動光学、顕微鏡対物レンズ、長距離光学(>500 m)、QTec® マルチパス干渉
- 測定表面:暗色・油性・鏡面・高温表面でも信頼性の高い測定が可能