製品紹介本機は炭化ケイ素(SiC)インゴットの切断用に設計された多本ワイヤー(金剛線)スライシングシステムです。可変軸間距離、ワークの揺動機能、低い材料喪失および低いワイヤー消費を特徴とします。専用金剛線、高精度張力制御システム、高速切断技術と組み合わせることで、6〜8″ × L300のSiC結晶を安定かつ高品質・高効率に切片化でき、産業用ウェハ生産ラインに適しています。
主な特長- SiCインゴット専用の多本金剛線切断設計
- 異なるインゴット径に対応する可変軸間距離
- 表面仕上げを改善しチッピングを低減するワーク揺動機構
- 材料喪失および金剛線消費が少なく量産に適する設計
- 高精度張力制御により安定したスライス厚と再現性を実現
- 単方向/双方向ワイヤー給線に対応し工程柔軟性を確保
製品仕様- 最大ワークサイズ:6〜8″ × L300
- ワイヤー給線方向:単方向給線 / 双方向給線
- 最大ワイヤー速度:3000 m/min
- 切断方式:下向き切断
- 早送り(高速送り/戻し):50〜500 mm/min
- 最大揺動角:±10°
- 最大ワイヤー蓄積量:120 Km
- 外形寸法(L × W × H):約 4880 × 2100 × 3100 mm
- 機器重量:約 14000 Kg
用途とメリット- パワーエレクトロニクスや半導体基板向けのSiCウェハ大量生産に最適
- 安定した切断品質により後工程の工数を削減し歩留まりを向上
- 自動化生産ラインへの組み込みに適した設計
- 大容量のワイヤー蓄積と効率的なワイヤー管理で交換頻度を低減