概要RID-20A屈折率検出器を搭載したProminence-iのGPC構成は、マルチ検出器での包括的なポリマー解析を可能にしつつ、従来スケールのゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)をコンパクトな占有面積で実現します。
複数検出器によるポリマー解析疎水性ポリマーのGPC解析では屈折率(RI)検出器が主成分の分子量分布を得るために用いられます。UV吸収を持つ微量の添加剤が含まれる場合、UV検出器や高感度のフォトダイオードアレイ(PDA)検出器を補完的に使用します。Prominence-i(PDAモデル)とLabSolutionsワークステーション、LabSolutions GPCソフト(オプション)を組み合わせることで、RI検出器から得られる主成分ポリマーの分子量分布と、PDA/UV検出器から得られる微量添加剤の定性・定量解析を同時に実行できます。
保持時間の再現性が高精度な分子量分布測定を支援室温変動の影響を抑える二重温度制御機能により、RID-20Aは優れたベースライン安定性と保持時間の再現性を実現します。通電後の立ち上がり時間も短縮され、解析準備までの時間を短縮します。例示データとして、添加剤を含むポリスチレン試料のクロマトグラム重ね合わせおよび5日間の保持時間再現性が示されています。
直感的で賢い操作パネルProminence-iはカラ―LCDタッチスクリーンを備え、流量やオーブン温度などの動作条件を表示します。表示はクロマトグラムモニターと機器ステータスの切替が可能で、機器上で解析状況を直接確認できます。
画像と図製品ページおよび資料には、システム写真、クロマトグラムの重ね合わせ、再現性グラフ、ユーザーインターフェースのスクリーンショットが掲載されており、評価やラボへの導入検討に役立ちます。
特長 / 技術仕様- システム種別:GPC構成のProminence-i統合HPLC
- 主要検出器:疎水性ポリマーのGPC向けRID-20A屈折率検出器
- 対応追加検出器:微量添加剤検出および定性/定量解析のためのUV検出器およびフォトダイオードアレイ(PDA)検出器
- マルチ検出器運用:RIによる分子量分布測定とPDA/UVによる添加剤解析の同時実行
- 温度制御:室温変動の影響を抑える二重温度制御機能
- 安定化:通電後の立ち上がり時間短縮(RID-20A)
- ユーザーインターフェース:クロマトグラムモニターおよび機器ステータス表示対応のカラ―LCDタッチスクリーン
- ソフトウェア:LabSolutionsワークステーションおよびLabSolutions GPC(オプション)に対応
- 代表的な用途:ポリマー(例:ポリスチレン)のGPC解析、分子量分布測定、微量添加剤の解析
- 設計の重点:複数検出器を統合できる従来スケールのGPCにおける占有面積の最小化