超薄型のアブソリュートタイプの角度検出器で、高温、振動、衝撃に強い高信頼性です。
ロータにコイルがないため、信頼性が高く、低コストで製造可能です。ロータコアを特殊な形状に成形し、ステータコアとのギャップ幅を変化させることにより、出力電圧の振幅を変化させることができます。
Singlsynは、内蔵型の超薄型構造のため、最小限のスペースに設置することが可能です。(Singlsynは、VR型レゾルバの当社商標です)
特長
極薄形状
Singlsynは内蔵型であるため、厚みが非常に薄く、最小限の実装スペースを実現しました。
広い温度範囲
-40~+150℃
過酷な環境にも強い
振動:196m/sec2 (20G)
衝撃:980m/sec2(100G)
湿度:90%RH以上
高回転数
30,000 min-1 (rpm) (大口径タイプ:12,000min-1) Min.
高い信頼性
電気モーターと同様の構造でありながら、ローターに巻線コイルがないため、高い信頼性を有しています。
絶対位置・絶対速度の検出
R/Dコンバータやスマートコーダとの接続により、Singlsynのアナログ出力信号をデジタル位置(角度)信号に変換することが可能です。位置信号は、電気的1サイクルの範囲内の絶対位置として伝送されます。
ローコスト
従来のレゾルバに比べ、部品点数を1/10に削減し、特に低コスト化を実現しました。
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