概要BUCHI の少量試料向けオールインワン機器、ガラスチューブオーブン G-300。交換可能なアクセサリーにより、蒸留、乾燥、昇華、凍結乾燥、回転乾燥など多用途に対応。コンパクト設計でグローブボックス内にも設置可能で、空気に敏感な試料の処理が可能です。
利用可能アクセサリー(製品ページで示された主要用途)- 乾燥、蒸留、昇華、凍結乾燥用アクセサリー
- Kugelrohr(球管)構成用ドライブユニットおよび冷却ユニット
- 昇華ユニット、凍結乾燥ユニット、回転乾燥フラスコ、試料球など(複数のパーツ・アクセサリーが用意)
主なメリット少量試料向けに設計されたオールインワンソリューションにより、大型装置で少量処理を行う際の非効率やエネルギー浪費を低減。直感的な操作性で混雑したラボやあらゆるスキルレベルのユーザーに適しています。内部は半導体コーティングにより均一な熱分布を実現し、透明チャンバーでリアルタイム観察が可能です。
特徴- 蒸留: 少量の液体の単蒸留と分留が可能。オーブンの外側の凝縮にはバルブツーバルブ方式を採用。混合物に応じてバルブは最大4個まで増設可。低沸点物質用に冷却皿へ冷却剤を充填可能。
- 乾燥: 最大300℃までの温度で少量試料を穏やかかつ効率的に乾燥。熱に敏感な試料は真空下で乾燥することで材料の完全性と品質を維持。
- 回転乾燥: 試料表面の硬化による乾燥時間延長を防ぐため、回転乾燥フラスコを用いて試料を回転状態に保つことで均一な乾燥を実現。
- 凍結乾燥: 試料の完全性を保つために有効。溶液を凍結し減圧下で氷を昇華させるプロセス。凍結乾燥用アクセサリーの追加により実行。
- 昇華: 液相を経ず固体から気体へ直接移行させる手法で、追加溶剤を不要とし高純度生成物を得られる。昇華アクセサリーの追加で実行。
用途例/アプリケーション- 環境分析: 前処理(ソックスレー抽出、濃縮)
- 食品・飲料: 品質管理、新成分開発(蒸留、濃縮、乾燥)
- 化学: 品質管理およびR&D(濃縮、還流反応、再結晶、昇華)
- 教育・研究: 大学教育での各種蒸留アプリケーション
- 飼料、医薬: QCや実験室スケールの試験に対応
特徴/技術仕様(要約)- モデル構成: G-300 TO(乾燥、昇華、凍結乾燥向け)および G-300 GKR(蒸留および回転乾燥向け)
- 最大加熱温度: 300 °C
- 乾燥(サンプル容量): 最大約250 mL(乾燥アクセサリー利用時、製品記載)
- 蒸留(フラスクサイズ): 5–40 mL(Kugelrohr / 蒸留構成)
- Kugelrohr 構成時の回転速度: 最大 約100 rpm(該当構成)
- 調整可能な角度: 0–90°
- 均一な熱分布: 半導体コーティングによる均一加熱と迅速な加熱・冷却
- 透明チャンバー: 試料のリアルタイムモニタリングが可能
- 真空乾燥対応: 真空下での乾燥により熱に敏感な試料の品質保持が可能