製品概要タクタイルセンサーは、溶接ワイヤをタッチプローブとして使用し、プログラムされた溶接継ぎ目位置と実際の位置とのズレを検出します。ロボットは参照ワーク上にプログラムされた探索経路に沿って溶接トーチを案内します。ワイヤがワークに接触すると測定電流が流れ、ロボットは探索動作を停止します。プログラム上の接触点座標と探索で取得した接触座標を比較することで、ワークの実際の位置を算出します。ワークに対してX、Y、Zの空間座標で3本の探索経路を用いることで、実際の溶接位置に対してロボット動作を精密に適応できます。トーチ先端の自由なワイヤ端がアクセスしやすいため、継ぎ目近傍での探索経路をプログラム可能です。継ぎ目内でワイヤを用いた測定により、V形状などの溶接体積の算出も可能です。
特長- 溶接前の部品公差の検出と補正:
部品位置のズレを測定・補正し、溶接継ぎ目の位置精度を向上させます。 - 追加のアタッチメント不要:
専用の治具を必要とせず、トーチの可アクセス性を維持します。 - ロボットシーケンスプログラム内でのプログラミング:
標準のロボットプログラムに統合可能で、特別なプログラミング知識は不要です。
仕様 / 技術データ- 製品型番:QR-SN-TS-W
- ブランド:CLOOS
- 測定原理:溶接ワイヤをタッチプローブとして使用、接触で測定電流を検出
- 測定軸:ワークに対するX、Y、Zの3軸(3本の探索経路)
- 動作:ロボットはプログラムされた探索経路に従い、接触で測定電流が発生すると動作を停止して座標を記録
- ポジショニング:プログラム座標と測定座標を比較して実際のワーク位置を算出しロボット動作を補正
- アクセス性:トーチ先端の自由なワイヤ端により継ぎ目近傍での探索が可能
- 継ぎ目解析:ワイヤでの測定により溶接体積(例:V継ぎ目)の算出が可能
- 統合性:追加アタッチメント不要でロボットシーケンスプログラムに直接組み込み可能