概要R17NC-II(スルーフィード)は、長尺部品の連続ねじ成形に対応するCNC 3軸ねじ転造機です。切削ではなく塑性変形(転造)でねじ形状を形成し、バリのない成形と高い機械的特性を実現します。
主な特長- 最長4,000 mmまでの長尺ワークに対応するスルーフィード転造能力で、連続運転が可能。
- 最大転造径はφ45 mm(別のバリアントではφ75 mmの記載あり)。
- 最大17トンの高い転造圧で、硬い材料のねじやスプラインを成形可能。
- CNC 3軸制御により金型位置、圧力、送りを高精度に管理。
- 量産向けに全面的な自動化およびロボット統合に対応。
- メートルねじ、インチねじ、台形ねじ、ノッチング(ローレット)やスプラインに対応。
- 冷間成形のため発熱・切りくずが少なく、疲労強度や表面仕上げが向上。
推奨構成- 長尺棒材の安定供給のためのサーボ駆動ローラ給送機(4 m対応)。
- メートルねじ、台形ねじ、UNC等に合わせた高強度転造金型。
- 表面仕上げ向上と工具摩耗低減のためのミストクーラント統合。
- 長尺加工時のたわみ防止のためのローラ支持付き延長ベース。
- 偏差やねじ山精度をリアルタイム監視するレーザーねじセンサ。
- 連続転造時の産業安全のためのライトカーテン付き安全カバー。
適用事例(例)- 顧客:エネルギー機器メーカー(事例)。
- 用途:風力発電機基礎用の台形ねじを有する長さ3.8 mのアンカーロッドの転造。
- 構成:プログラマブルなCNC 3軸、オートフィーダー、台形転造金型を装備したR17NC-II。
- 報告結果:全長にわたりねじピッチ精度 ≤ ±0.015 mm、連続稼働で80本以上/時の生産性、二次仕上げ不要の表面粗さ Ra ≤ 1.0 μm。顧客は長尺での高精度と安定性を評価。
材料、ねじ種類と利点- ねじ種類:メートルねじ、インチねじ、台形ねじ、ローレット、スプライン、カスタム直線/斜めパターン。
- 適合材料:軟鋼、炭素鋼、ステンレス鋼、銅、アルミニウム、チタン合金(冷間成形に適した塑性を持つ材料)。
- 切削ねじに対する利点:強度の高いねじ、より高速な生産、優れた表面仕上げ、切りくずの発生なし、疲労耐性の向上、寸法的一貫性の向上。
仕様 / 技術データ- モデル / シリーズ:R17NC-II (R17NC-II Series)
- 機械タイプ:スルーフィードCNCねじ転造機、3軸制御
- 最大転造圧:17トン
- 最大転造径:φ45 mm(別モデルの詳細ではφ75 mmの記載あり)
- 最大転造長さ:4,000 mm(別のリストに150 mmの短尺エントリあり)
- スルーフィード機能:長尺ワークの連続転造(例:最大4,000 mm)
- 制御:CNC 3軸(金型位置、圧力、送りの精密管理)
- 自動化:完全自動化およびロボット統合に対応
- 推奨アクセサリ:サーボ駆動ローラ給送、ミストクーラント、ローラ支持付き延長ベース、レーザーねじセンサ、高強度転造金型、安全カバー(ライトカーテン)
- 代表的な用途:長尺アンカーロッド、ファスナー、スプライン、高強度ねじ部品(バリ無し表面・高疲労耐性を要求)