カメラベース保護システムPSENvipは移動型の保護システムです。これらのシステムは、曲げ工程全体を視覚的に監視します。上部ダイに取り付けると、投光器と受光器間の保護フィールドにある異物を微小なサイズまで検出します。この製品は堅牢性と機械の高い可用性が特徴です。
カメラベースの保護システムPSENvipには以下の2種類の型式が用意されています。
カメラベースの保護システムPSENvip – プレス改造用の安全のトータルソリューション
カメラベースの保護システムPSENvip 2 –最新式のプレスブレーキ用統合ソリューション
カメラベースの保護システムPSENvip - プレス改造用の安全のトータルソリューション
移動型保護システムPSENvipと小型安全コントローラ PNOZmultiまたはオートメーションシステムPSS 4000を併用できます。オートメーションシステムPSS 4000の高速制御装置と組み合わせると、PSENvipプロダクティブバージョンは動的ミューティングモードにおいて、基本バージョン比で最高50 %生産性を高めることができます。内蔵LCDディスプレイに明確な診断メッセージが表示されることで、生産性の高い作業に障壁がなくなります。
お客様への重要な情報: PSENvip (PSS 4000の基本バージョンおよびプロダクティブバージョン) の正しく、(安全面において)故障のないパラメータ設定は、設備および生産安全衛生法に重要な変更がないことを表しています。認証作業が最小限に抑えられます。
カメラベースの保護システムPSENvip 2 – 最新のプレスブレーキ用の統合ソリューション
PSENvip 2は第二世代の拡張型カメラベース保護システムです。使いやすさ、最大の生産性、および機械の高い可用性がPSENvip 2の特長です。受光器のサイズも約半分に縮小されました。
PSENvip 2をオートメーションシステムPSS 4000と組み合わせて使用できるようになりました! PSENvip 2の高速分析装置をモジュールとして接続するだけでOKです。その結果、プレスブレーキツールのシャットダウン時間とオーバーラン距離の最短化を実現します。
PSENvip 2では装置のディスプレイは不要です。すべての試運転およびコンフィグレーション作業は、プレスブレーキ制御システムのウェブインタフェースを介して直接かつ容易に実行されます。そのため、ユーザは設定をすべて一カ所 (中央) で行うことができます。
安全規格EN 12622に適合した最大限の安全性
(レーザベースシステムと比較して) 高可用性と生産性を目指すLEDライトを装備した革新的な光学システム
堅牢な保護システム - 反射、外部光/散光、振動、および (高温のツールなどによる) 温度成層の影響を受けません。
LED光源の寿命が長いため、保守作業を削減できます。
ツール使用時間を短縮する革新的技術とソフトウェアによる、簡単な初期調整および迅速なツール変更
内蔵ディスプレイ (PSENvip) またはプレスブレーキコントローラのウェブインタフェース (PSENvip 2) を経由した試運転およびコンフィグレーション
評価ユニット、高速分析装置の内蔵FAST機能 (PSENvip 2) による、プレスブレーキツールのシャットダウン時間の大幅な短縮とオーバーラン距離の短縮
3つのセンシングエリアで広い保護フィールド (19 x 38 mm) に対応
投光器と受光器間の距離はPSENvipでは10m、PSENvip 2では18 mまで対応します。
プレート検出のための高度測定フィールド
人体 (目) に安全なLED光線
(PSS 4000) の高速分析装置、およびプレスブレーキコントローラのHMIを経由したコンフィグレーション (PSENvip 2) による環境へ