安全扉システムPSENslockは安全扉監視と内蔵の電磁石を併せた製品です。安全位置監視とプロセスガードを組み合わせたPSENslockは、ユニバーサルな用途向けに設計されています。最高のカテゴリに適合するアプリケーションも実現します。
PSENslockは、3種類の機能型式が利用できます。ベーシックバージョンの他、以下の型式も用意されています:
拡張診断機能搭載PSENslock (バージョン6.1) : 複数のPSENslockが1つのアプリケーションで使用されている場合、安全扉システムで迅速で容易な診断が可能です。即座にどのスイッチがガードロックを有効化できなかったか識別でき、故障発生時に時間を節約できます。
ガードロックとは無関係の安全出力を装備するPSENslock (バージョン3.1/4.1/4.2): 安全扉システム上の安全出力 (OSSD) は、ガードロックのステータスから独立して切り替わり、お客様のアプリケーションを実装する際、さらなる柔軟性を発揮します。
安全扉システムPSENslockの簡単なオペレーション:
PSENslockを押しボタンユニットPITgateboxと組み合わせることで、非常停止押しボタンや照光式押しボタンからキースイッチやキー操作式押しボタンまでの各種オペレータ要素およびボタン要素を追加することができます。PITgateboxには各種バージョンが用意され、堅牢なダイカスト亜鉛ハウジングにより、衝撃、振動、衝突に対する高い耐性を備えています。その薄型ハウジングにより、標準アルミフレームでの省スペースな取り付けが実現します。
摩耗や破損の少ない最高の不正操作防止 - 利点
トータルワンストップソリューション – ガード監視用のピルツ製制御技術を備える
柔軟性ある接続と4つの取り付け方向による柔軟性ある使い方と迅速な取り付け
直列接続による時間とコスト最適化
最高レベルの不正操作防止機能 (コーディング) および磁気ガードロックによるプロセス保護
防塵防水性 (IP67) に優れ、日常的に苛酷な産業環境下での使用に最適
両面のLEDによるユーザフレンドリな診断機能
機械的な摩耗がないことによる長寿命
省エネの磁石を使用して電力消費を最小限に抑制
安全扉システムの特長
可動ガードの位置を監視する安全扉システム (EN 60947-5-3に準拠)
プロセス保護作業の磁気ガードロックに関するEN ISO 13849-1のPL e、EN/IEC 62061のSIL CL 3までのアプリケーションに適合
PSENini、PSENcode、およびPSENslockを直列接続
保護等級IP67
垂直および水平オフセット: +/-3 / +/-5 mm
PSENslockによる安全扉監視
500 Nまたは1000 Nの電磁保持力を備えた、安全扉システムPSENslockは、保護装置が不意に開くことを防ぎます。不正操作防止アクチュエータにより、最大限の安全性を実現します。従って、PSENslockは既存の機械技術の安全な代替手段です。
カバーやフラップだけでなく、左右どちら開きでもスイング扉やスライド扉の最高カテゴリのアプリケーションに適しています。以下に適合します:
EN ISO 13849-1 PL e
EN/IEC 62061 SIL 3
EN 954-1 カテゴリ4
PSENslockは保護等級IP67の要件を満たします。非接触安全扉システムは、より広い45 mm側面への取り付けにも最適化されています。