概要TOC-4200は、680°Cの触媒補助燃焼酸化を採用したオンライン全有機炭素(TOC)分析計です。連続監視を目的に設計されており、高塩分、高懸濁物質、難分解性有機物を含む幅広い工業・環境サンプルに対応します。
用途- 2流またはマルチ流の切替オプションを備えた場合の規制遵守支援(例:EPA関連)としてのTOC除去率のモニタリング。
- 自動TOC→COD変換により総汚染負荷の管理(変換機能は標準装備)。
- 処理施設の流入・流出のオンライン監視:最短4分の短サイクル測定で変動を迅速に検出し、最大6流路までの切替により詳細なプラント診断が可能。
- 降雨や上流事象による水質変化の検出のための河川水および処理水(上水)監視。処理水の同時監視にも対応。
- 工場水(洗浄水、冷却水、回収水、ボイラー給水、凝縮水等)の継続的監視による異常検出や配管破損等の早期検知。
MCERTS認証と信頼性TOC-4200は継続的水質監視機器としてMCERTS認証(証明書 MC160311/00)を取得しています。認証対象範囲は0–100、0–500、0–1000、0–10,000 mg/Lです。現地試験で3か月間100%の稼働率を実証しており、長期オンライン運用に適しています。触媒燃焼技術は、塩類や懸濁物、難酸化性有機物を含む試料に対しても優れた酸化性能を発揮します。
主な特長- 680°C触媒補助燃焼酸化により高い酸化能力を実現し、UV方式で検出できない有機物も検出可能。
- 広範な測定レンジ:標準フルスケールは5 mgC/L〜20,000 mgC/L、オプションで1 mgC/Lまでの高感度測定に対応。アプリケーションに応じてレンジ設定可能。
- 短い測定サイクル:最短4分で急激な有機負荷変化を速やかに検出。
- TOC→COD自動変換機能を標準搭載。流量計信号を用いたCOD負荷換算もオプションで対応。
- 最大6流路の切替対応によりマルチストリーム監視が可能。
- 24時間連続運転を支えるキャリアガス精製機能を標準装備し、保守負荷を低減。
- 操作表示:カラーLCDタッチパネルによる操作・表示。
- デジタル通信対応:デジタルバス規格に準拠、RS‑485標準、RS‑232Cはオプションで遠隔読出しとアラーム対応。
ダウンロード(パンフレット・適用例)製品パンフレットや適用事例ノートが利用可能です。TOC-4200の機能説明、技術ガイダンス、適用例(廃水中の不凍液検出、生物医薬品タンクの清浄確認、TOC適用ハンドブック等)を掲載しています。
仕様(主な技術データ)- 型式:TOC-4200
- 測定原理:680°C触媒補助燃焼酸化(触媒燃焼型TOC分析法)
- MCERTS証明書:MC160311/00
- MCERTS対象測定範囲:0–100、0–500、0–1000、0–10,000 mg/L
- フルスケール範囲:5 mgC/L〜20,000 mgC/L(高感度オプション:1 mgC/L)
- 最短測定サイクル:4分
- 流路切替:最大6流路
- TOC→COD変換:自動変換機能(標準)、流量信号によるCOD換算(オプション)
- キャリアガス精製:24時間連続運転対応(標準)
- 表示 / HMI:カラーLCDタッチパネル
- 通信:デジタルバス互換、RS‑485標準、RS‑232Cオプション
- 用途:下水処理の流入/流出監視、河川および処理水の監視、工場水の継続監視、汚染負荷管理および規制監視