概要湿式酸化型トータル有機炭素(TOC)分析装置 TOC-VWP。高感度NDIR検出器を搭載し、超高感度でのCO2検出およびTC/IC/TOC/NPOCの測定に対応します。
測定原理TC測定サンプルにリン酸と過硫酸塩を添加し、UV加熱で全炭素(TC)をCO2に酸化します。生成したCO2はキャリアガスで脱湿器を経由してNDIR試料セルに導かれます。CO2ピーク面積を測定し、校正曲線によりTC濃度に換算します。
IC測定サンプルをリン酸で酸性化しガスでバブリングして無機炭素(IC)をCO2に変換し、NDIRで検出してTCと同様にIC濃度を測定します。
TOC測定TOCはTCからICを差し引いて算出します(TOC = TC − IC)。
NPOC測定酸性化とバブリングでICを除去し、残存するTC(NPOC)をTC測定法で測定してNPOC濃度を決定します。
PC制御モデル操作、制御、データ収集はPC上の専用ソフトで行います。測定・校正設定はウィザードで簡易化され、データはファイルとして保存、Excelなどへエクスポート可能です。パスワード管理や操作権限制限などのセキュリティ機能を備えています。
用途(選定ドキュメント)硫酸のTOC評価 — 2024-02-06;コンクリートに吸収されたCO2評価 — 2022-05-16;コンクリートの炭酸化評価 — 2021-11-26。
特長- 過硫酸塩とUV加熱による湿式酸化方式のTOC解析。
- 極めて低濃度のCO2検出に対応する高感度NDIR検出器。
- PCによる操作・制御とデータ管理、一般的な形式へのエクスポート対応。
- 測定・校正の設定を簡素化するウィザード機能。
- パスワードや操作権限制限などのセキュリティ機能。
仕様 / 技術仕様- 検出方式:高感度NDIR(非分散型赤外)検出器。
- 酸化方式:過硫酸塩とUV加熱による湿式酸化。
- 対応測定:TC、IC、TOC(TC−IC)、NPOC。
- 試料前処理:IC/NPOC手順におけるリン酸による酸性化とバブリング。
- CO2移送:脱湿器を経由してNDIR試料セルへキャリアガスで送気。
- 制御・ソフト:PC-Controlモデル、ウィザード、ファイル保存、エクスポート/インポート機能。
- セキュリティ:パスワード入力および操作権限制限。
- 出力:CO2ピーク面積を校正曲線により濃度に換算。