概要 HyperLynx は、回路図の探索、プレレイアウトのシミュレーション、ポストレイアウトの検証および2D/2.5D/3D電磁モデリングを網羅する統合型のPCB解析・検証ソフトウェアスイートです。SI、PI、EM、DRC の機能を統合し、段階的な検証ワークフローと自動最適化を実現します。
主な機能 - プレレイアウトでの探索と制約定義により製造可能な設計ルールとスタックアップ選定を支援
- シグナルインテグリティ (SI):汎用信号、SerDes、DDR インターフェースのプロトコル対応解析
- パワーインテグリティ (PI):DC ドロップ、AC/デカップリング解析および PDN の過渡評価
- 2D/2.5D/3D 電磁モデリング:フルウェーブおよびハイブリッドソルバーによる高精度解析
- 自動設計ルールチェック (DRC) とポストレイアウトのトポロジ抽出
- アナログ/ミックスドシグナル (AMS):SPICE ベースのシミュレーションとマルチドメイン連成
- 自動化最適化:パラメータスイープ、エキスパートガイド探索、応答曲面法など
製品群 / 適用例 - HyperLynx Signal Integrity (HL‑SI)
- HyperLynx Power Integrity (HL‑PI)
- HyperLynx Advanced Solvers (3D EM)
- HyperLynx Design Rule Check (HL‑DRC)
- HyperLynx Analog/Mixed‑Signal (HL‑AMS)
- HyperLynx Schematic Analysis (HL‑SA)
- Z‑Planner Enterprise(スタックアップ設計・材料ライブラリ)
主な利点 - 回路図からレイアウトへのデータ連携がシームレスな SI/PI/EM/DRC 統合環境
- プログレッシブ検証ワークフロー:高速チェックから高精度シミュレーションへ段階的に移行
- DDR や SerDes 向けのプロトコル対応とベンダー固有解析
- 大規模マルチチャネル設計向けのバッチ自動化ワークフロー
- 初心者から専門家まで対応するスケーラブルなワークフローと高度なソルバーオプション
典型的な用途 - 回路図段階での早期検証による配線・接続ミスの検出
- プレレイアウトでのシミュレーションとスタックアップ計画により製造可能な制約を設定
- ポストレイアウトでの SI/PI/EMC サインオフと規格適合検証
- 多数のシリアルリンクに対する自動解析と合否判定、マージン評価
- PDN 最適化とデカップリングネットワークのチューニングによる過渡電流対応
仕様 / 技術情報 - 対応解析:SI(時域/周波数域)、PI(DC/AC/過渡)、AMS(SPICE)、EM 2D/2.5D/3D
- プロトコル対応:DDRx 系列および 250+ のシリアルプロトコル/バリアントをサポート
- 最適化手法:パラメータスイープ、エキスパートルール、応答曲面法
- ワークフロー統合:回路図 → レイアウト → 検証、ポストレイアウトの自動トポロジ抽出
- スタックアップ計画:Z‑Planner Enterprise による材料ライブラリ、銅粗さ・損失モデル統合