製品概要 TruMicro 2000シリーズは、コンパクトで軽量なファイバーベースの超短パルスレーザ群です。柔軟な統合性と非熱(コールド)加工を前提に設計されており、中程度の平均出力と広いパラメーター可変域により、フィルム切断、精密なストラクチャリング、高品質マーキングなどのマイクロ加工に適しています。光ファイバー(LLK-U)による給光で機械への組込みが容易です。
主な特長 - 簡易な統合:超短パルス用レーザ光ファイバ(LLK-U)により、自由ビームガイドを不要にし、レーザ源と光学系の熱・機械的デカップリングを実現。
- フルフレキシビリティ:異なる繰り返し率、パルスエネルギー、パルストレインでの運転が可能。
- 正確なパルス位置決め:Advanced Pulse on Demand により、可変周波数のトリガ信号で正確なパルス生成が可能。
- 多用途対応:非熱加工によりプロセス品質を向上させ、熱影響領域を低減。
- 高いビーム品質:透明材の切断・溶接・マーキングや、腐食のない黒色マーキングなどの金属加工に対応。
用途例 - 極薄ガラス(例:50 µm)を高エッジ品質で切断。
- ガラスの溶接:TOP Weld 光学系を用いたガラス−ガラス/ガラス−金属の精密溶接(ほぼ目に見えない継ぎ目)。
- 金属表面の構造化・洗浄、マイクロ彫刻。
- 有機材料やフィルムの精密切断(焦げやエッジ損傷なし)。
- セラミックや貴金属のアブレーションによる導体パターン形成、湿式エッチング不要の加工。
- プリント配線板(FPC/PCB)の高品質切断(緑色波長による熱影響低減)。
- 医療用途のルーメンチューブ加工における変色・溶融のない切断・アブレーション。
- インバーや超薄膜(<100 µm)の精密切断(ステータ・ロータ積層等)。
- マーキング:ピコ/フェムト秒パルスによる腐食フリーのブラックマーキング(TruMicro Mark 2000)。
技術データ比較(抜粋) TruMicro 2030 — TruMicro 2230
平均出力 — 20 W — 10 W
ビーム品質 (M²) — < 1.2 — < 1.3 (オプション < 1.2)
波長 — 1030 nm — 515 nm
パルス幅 — < 350 fs - 20 ps — < 350 fs
最大パルスエネルギー — 100 µJ — 10 µJ (オプション 25 µJ または 50 µJ)
最大繰返し率 — 2000 kHz; QCWモード: 50000 kHz — 1000 kHz (25 µJ用 400 kHz、50 µJ用 200 kHz オプション有り)
レーザヘッド寸法 (W x H x D) — 570 mm x 360 mm x 180 mm — 570 mm x 360 mm x 180 mm
電源ユニット寸法 (W x H x D) — 510 mm x 485 mm x 180 mm — 510 mm x 485 mm x 180 mm
仕様 / 技術仕様 - シリーズ名:TruMicro Series 2000(ファイバーベース超短パルスレーザ)
- 比較モデル:TruMicro 2030、TruMicro 2230
- 平均出力:2030 = 20 W、2230 = 10 W
- ビーム品質 (M²):< 1.2(2030);< 1.3(2230、オプションで < 1.2)
- 波長:1030 nm(2030);515 nm(2230)
- パルス幅:< 350 fs〜20 ps(2030);< 350 fs(2230)
- 最大パルスエネルギー:100 µJ(2030);10 µJ(2230)— オプションで 25 µJ / 50 µJ
- 最大繰返し率:最大 2000 kHz(2030)、QCWモードで最大 50000 kHz;2230 は 1000 kHz(オプションモード有り)
- レーザヘッド寸法(代表値):570 × 360 × 180 mm
- 電源ユニット寸法(代表値):510 × 485 × 180 mm
- インテグレーション:超短パルス用光ファイバ(LLK-U)対応、CFO/PFO 等のフォーカシング光学系および TruControl による制御・監視と互換。