ICBP®デュオは、特許インフラカーブプロセスInfracarb®を利用して真空浸炭・浸炭窒化を行う加熱チャンバー1基と焼入れセルからなります。 焼入れセルは、油焼入れ(ホットまたはコールド)またはガス焼入れ(最大圧力20 バール)が選択できます。 2つのチャンバーは独立しており、タイトドアで仕切られています。 ICBP®デュオの油焼入れタイプでは、966サイズまでピットが不要です。
ICBP®デュオ(ガス焼入れ、油焼入れ)には、メンテナンスを容易にするバックドア、プレヒーターにより処理サイクルを最適化した新デザインなど、ECMテクノロジーの最新技術を結集しています。既存の生産ラインに直接組み込むこともできます。また、真空浸炭、真空浸炭窒化用インフラカーブプロセスInfracarb®を利用し、熱処理の質向上を保証します。なお、当社のこのプロセスはすでに世界1100基の加熱セルで使用されています。
チャンバーは最初から高温状態にあるので、サイクルタイムが短縮され、消費エネルギーも最適化できます。 そのうえ、加熱セルの昇温サイクルがなくなるので、製品寿命が伸び、メンテナンスコストが削減できます。
アプリケーション
真空浸炭
真空浸炭窒化
焼入れ
金属組織硬化
真空焼鈍
ろう付け
焼結