概要Orthopac FMC -15 は繊維用の光学的歪み検出・制御システムです。残留する歪み(bow、skew)を検出・記録し、経糸/緯糸密度を算出できます。外部の緯糸整直装置の制御ユニットとしても使用可能です。デジタルスキャンとFFTベースの処理を備え、異なる繊維構造に自動適応して高速かつ精度の高い角度算出を行います。
主な機能- 残留するbowおよびskewの検出と記録
- 経糸/緯糸密度の自動算出
- 外部整直機の接続・制御(パルス出力、引出しローラー、チェーン差動、マルチモータ駆動対応)
- 各種生産ライン向けの汎用自動整直/制御システムとしての使用
製品の特長- 歪み角を高分解能で測定する最適化された光学系
- 瞬時角度算出を可能にするリアルタイム信号処理
- 多様な表面で安定したスキャンを実現する入射/背面照明の最適化
導入メリット- 幅広いスキャン適用性:色柄、プリント、ジャカード、パイル、ループに対応
- 直感的な操作性と歪み・ログの見やすい表示
- 複雑な製品構造にも自動適応し信頼性の高い測定を実現
スキャン原理明暗変調による光学スキャンとFFT解析を組み合わせ、経糸/緯糸構造と歪み角を頑健に検出します。
適用分野スタインター(stenter)や印刷・仕上げライン、その他のウェブ処理装置に設置して緯糸方向の歪みを監視・補正し、品質データを記録する用途に適します。
センサー/スキャンヘッド(例)- Scanner TK-12 — 光電式(反射光)
- Scanner CK-15 — 画像式/カメラスキャン
- Scanner CTK-15 — カーペット・産業用繊維向けカメラセンサ
- ハイブリッドスキャン — 画像式(CK)と光電式(TK)の組合せ
典型的な設置と運用FMCシリーズは狭小スペース向けのコンパクトブリッジ(FMC EP)とガイドローラー付の標準ブリッジ(FMC T)を用意。スキャンヘッドは生地幅に自動追従し、システムは歪み値を記録し必要時に整直機へ制御パルスを出力します。プロセス制御システムとの連携により滞留時間、排気湿度、残留水分計測等と調整可能です。
備考本システムはMahlo製および他社製整直機と連携して動作するよう設計されており、適応制御と表示のための最新のデジタルインターフェースおよびプロセッサ技術をサポートします。
仕様 / 技術データ- タイプ:光学式歪み検出・制御システム
- 検出歪み:bowおよびskew(緯糸方向)
- 付加測定:経糸/緯糸密度の算出
- スキャン方式:光電式(TK)、画像式/カメラ(CK)、ハイブリッド組合せ
- 信号処理:リアルタイム/瞬時角度算出(FFTベース)
- 照明:安定した信号取得のための入射/背面照明最適化
- 取付けバリエーション:コンパクトブリッジ(FMC EP)、ガイドローラー付標準ブリッジ(FMC T)
- 統合:外部整直機制御出力;引出しローラー、チェーン差動、マルチモータ駆動対応
- 適応性:異なる繊維構造や模様へ自動適応
- 表示/操作:歪みデータとログの人間工学的で直感的な表示