極めて広い適用範囲と低インダクタンスを備えた巻線型高精度抵抗器
ASTRO2シリーズの精密抵抗器は、高精度、安定した特性、および非常に広い抵抗範囲が求められる、要求の厳しい測定および基準用アプリケーション向けに設計されています。 電気抵抗は、エポキシ樹脂製ハウジングに封入された巻線抵抗素子によって実現されています。多層・多室(バイフィラ)巻線構造により、巻線構造でありながらインダクタンスを大幅に低減しており、インダクタンスの影響が問題となるような測定経路でも使用可能です。
1 Ω~5 MΩの抵抗範囲と±0.005%の抵抗許容差を備えたASTRO2は、低抵抗の測定分岐やシャント機能から、MΩ範囲の精密高抵抗および基準抵抗に至るまで、極めて幅広い用途に対応しています。 タイプに応じて、0.08 W から 1.5 W までの定格電力が利用可能で、最大動作電圧は 900 V、動作温度範囲は −55 °C から +145 °C です(指定された曲線に従って電力ディレーティングがあります)。
温度係数は抵抗値に応じて段階的に設定されており、R > 100 Ω では ±10 ppm/°C から始まり、中間範囲では ±20 ppm/°C および ±30 ppm/°C、1 Ω 未満の低抵抗範囲では ±50 ppm/°C となります。 特別な要件がある場合は、回路内の他の部品の温度特性を補償するなど、−20 ppm/°C から +6000 ppm/°C までのカスタム TC 構成を実現することができます。
長期安定性を高めるため、巻線抵抗器は製造工程においてパワーコンディショニング(エージング)処理が施されています。
---