ロータリー位置センサ MLX90421

リニア非接触式磁気

MLX90421は、要求が厳しくもコスト重視の車載アプリケーションに適した磁気位置センサです。磁石の回転または直線運動をサポートし、アナログまたはPWM出力が可能です。 主な特長 対応出力モード：アナログ（レシオメトリック）またはPWM（パルス幅変調） ISO 26262 ASIL-B SEooC (コンテキスト外の安全要素) プログラム可能な測定範囲 製品概要 MLX90421 は、パワートレイン・アクチュエータ、ペダル位置決め、燃料レベルゲージ、トランスミッションシステムなど、コスト重視の自動車アプリケーション用に設計された磁気式位置センサですが、産業用途にも適しています。MLX9042xデバイスは、機能安全、絶対最大定格（AMR）、電磁適合性（EMC）特性の面で優れた性能を備えています。また、160 °Cまでの動作温度をサポートしています。 MLX90421は、旧世代のTriaxis®位置センサICとピン互換です。 MLX90421は、モノリシック磁気位置センサICです。Triaxis®ホール磁気フロントエンド、アナログ／デジタル信号コンディショナー、高度な信号処理用DSP、プログラマブル出力段ドライバで構成されています。 MLX90421は、ICに印加される磁束密度の3成分（すなわちBx、By、Bz）に感度を持ちます。センサをプログラミングすることで、回転または直線位置を計算するためにどの軸を使用するかを決定します。これにより、MLX90421は、正しい磁気設計により、あらゆる移動磁石の絶対位置（例えば、0～360度の回転位置）を計算することができます。