コンビネーション・チャンバー炉 N 200/DB ~ N 1000/14DB は、脱バインダーおよび焼結をワンプロセスで行なうために開発されました。脱バインダー処理中に発生する排ガスを希釈するために流入空気を供給し、炉室内が可燃性雰囲気になることを回避します。標準型機種には脱バインダー装備 DB100が装備されています。脱バインダー装備には、予熱された空気が雰囲気を希釈するために供給され、脱バインダー中は過剰圧力下で運転されます。
プロフェッショナルな製造炉としては、脱バインダー装備 DB200を推奨します。ファン回転数を調整できる流入空気予備加熱装置が付き、予備加熱された流入空気は空気分配管からブローされます。排ガスファンの回転数も調整可能です。PLC 制御によって炉室内の負圧が最適に自動制御されます。
• 背面換気式の二重壁ケーシング構造により、低い外壁温
• 四面全てと炉床からの五面加熱による均一な温度分布
• サポートチューブに巻いた発熱体により、自由な熱放射と電熱線の長寿命
• 炉床ヒーターが SiC プレートで防護されるため、水平積載が可能
• 軽量耐火レンガおよび特殊背面断熱による複層断熱
• セルフサポートタイプの耐久性に優れたレンガ積み丸型天井構造
• モーター駆動の排気ハッチを炉天井に配備
• 空気ファン、空気加熱装置とその監視付き脱バインダー装置 DB100
• 炉および製品を保護するための調節可能な停止温度のある過昇温計
• 操作説明書の枠内における規定どおりの使用
• ナーバサーム・コントローラー用NTLog Basic、プロセスデータをUSBスティックに記録