CSM50とCSM80は、機械式インパクトミルと動的気流式分級機を組み合わせた粉砕機です。無段階に調整可能な分級ホイールにより、粗い粒子のない非常に細かい粒子を得ることができます。分級機内の粗粒子の循環は自己調整されており、非常に安定した運転が可能です。
従来は、微粉砕衝撃ミルによる粉砕・分級と、それに続く風力分級機による粗粒子分離という多工程の処理が行われていました。機械式衝撃粉砕機と動的気流分級機を1つのハウジングに統合することで、ユーザーにとって多くのメリットが得られます。
また、使い勝手の良い機械筐体設計により、製品やバッチを変更した際にも、迅速かつ完全な洗浄が可能です。
また、モジュール化されていますので、CGS流動層ジェットミルやCFS/HD-S型高効率分級機など、他のモジュールを追加することにより、汎用性の高い実験プラットフォームとすることができます。
- d97 10 µm から d97 150 µm までの微粉末(石灰石を基準とする)
- 最大粒子径を制限する回転式分級ホイール付きローター衝撃粉砕機
- 一体型ダイナミック気流式分級機による正確な最大粒子径の設定
- 同時に回転する浸漬管を備えた分級ホイールにより、最高の微粉化を実現、無段階に調整可能
- 分級機ホイールと微粉末排出口の隙間をガスで洗浄し、製品への過大粒子を可能な限り防止。
- 分級機のシャフトシールは圧縮ガスで洗浄し、ベアリングを保護します。
- 粉砕盤と分級砥石の駆動を分離
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