• バッチからインライン添加に移行すると 1 つの工程がなくなり、装置とランニングコストを削減できます。
• 材料の節約 - 添加は加熱後に行われるため、過量添加の必要がありません
• 低い熱負荷、および高度な添加精度と反復性により、優れた品質の最終製品を実現
テトラパック® アセプティック定量添加ユニット E
真溶液と 0.22 ミクロン未満の粒子を含む懸濁液のアセプティック システムへの無菌状態の定量添加。 テトラパック®アセプティック定量添加ユニット E は、無糖乳製品への甘味料の添加にも使用できます。 テトラパック®アセプティック定量添加ユニット E は完全自動化され、アセプティックタンクと同様に 1台または数台のフィラーで使用できます。
主なデータ
他の材料をアセプティック製品に追加するための自動インラインアセプティック定量添加ユニット
処理能力
定量添加の範囲 5 ~ 150 リットル/時
用途
ラクトースなどの酵素、ビタミン、風味、色合い、塩分、レンネットといった高温殺菌に適さない製品。
特性
材料の節約
このシステムでは、材料は添加前に無菌処理されます。 つまり、加熱する必要がないということです。 高価な材料は元の特性を保持するため、より少ない量で同じ結果を得ることができます。
品質保持期間が倍増
UHT 低乳糖ミルクの生産では、アセプティック定量添加でラクターゼの添加が減らされ、牛乳内の乳糖が減少することになります。乳糖が減ると、牛乳の褐色化 (メイラード反応が原因) が減少し、通常は品質保持期間が倍の 3 ~ 6 か月になります。
正常な導入をサポート
20 年以上の経験を蓄積してきたテトラパックのアセプティック定量添加のスペシャリストたちは、材料の適性 (種類と品質) を評価し、アプリケーションごとの正しいフィルターに関するガイドラインを提供できます。テトラパックのプロダクトディベロップメント・センターでは、製品の試作用にテトラ・アルドーズが設置されています。
滅菌状態を保護
自己監視システムでは、フィルターの圧力と温度を制御して、アセプティック状態 (およびフィルター稼働時間) を保護します。モニタリング システムにより、滅菌フェーズ後でも滅菌フィルターが正常であること、また生産体制が整っていることを確認します。