DUCは、流動する液体中を伝播する音響信号の加速および減速の原理を利用しています。2つの超音波クランプオン型トランスデューサが(外部から)配管に取り付けられ、音響経路を形成します。トランスデューサは音響信号を送受信し、その伝播時間t1およびt2は電子式流量トランスミッタによって測定されます。
トランスデューサAからトランスデューサBへ向かう信号は、流れによって加速されます(t1が短くなります)。トランスデューサBからトランスデューサAへ戻る信号は、流れによって減速されます(t2が長くなります)。 t1とt2の差と伝搬経路の長さLを用いて、平均流速を算出することができます。この原理は「音響飛行時間法」として知られています。流量は、配管の幾何学的データと流速から算出されます。
DUCは、コード化された信号パターンを配管内に発信します。受信した信号は送信された信号と比較され、元の信号と相関する信号パターンのみが流量計算に使用されます(相互相関に基づく信号評価)。 流量の計算は、内蔵のDSP(デジタル信号プロセッサ)によって行われます。そのため、計算には高いサンプリングレートが用いられます。DSPによる飛行時間の計算は、純粋なデジタル式伝播時間測定であり、非常に高精度で動作し、ドリフトやメンテナンスが一切不要で、定期的な校正も必要ありません。
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