TDK株式会社(社長:上釜 健宏)は、高速ハプティクスプロトタイピングのための開発スターターキットを発表します。PowerHap™ピエゾアクチュエータによるハプティックフィードバックの第一印象を機械設計者やエンジニアに与え、機械的統合がどのように機能するかを示し、さまざまなアプリケーションに適応可能なリファレンスデザインを提供します。PowerHapピエゾアクチュエータは、加速度、力、および応答時間の比類のない性能に基づき、これまでにない質の触覚フィードバックを提供します。アプリケーション例としては、自動車(ステアリングホイール、ディスプレイ、ダッシュボード、ボタンなど)、スマートフォン、ディスプレイ、タブレット、家電製品、ATM、自動販売機、ゲームコントローラー、VRグローブ、産業機器、医療機器などがあります。
PowerHapスターターキット(注文コード:Z63000Z2910Z01Z73)は、シームレスボタンアセンブリ(PowerHap 1204H018V060およびPowerHap 1313H018V120を含む)、ラウンドボタンアセンブリ(PowerHap 1204H018V060を含む)、Boréas Technologies製BOS1901-Kitドライバーボード、追加PowerHapデバイス(FPC接続ケーブルを含む)、USBケーブル、クイックスタート・ユーザーガイドで構成されています。
スターターキットのBOS1901-Kitプラットフォームは、シームレスボタンとラウンドボタン用にあらかじめプログラムされており、PowerHapアクチュエータによるセンシングとハプティクスをすぐに体験することができます。Boréasプラットフォームの機能により、センシング検出パラメータとハプティックフィードバック波形を調整することで、ハプティック体験を簡単にカスタマイズし、調整することができます。
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