概要IPGのシングルモードファイバーレーザは、数マイクロメートルのファイバーコアを用いて非常に高いビーム品質を実現し、レーザ出力を極めて小さなスポットに集中できます。これにより、産業用材料加工においてプロセス速度の向上、部品品質の改善、入熱の低減が可能になります。
主な特徴- 非常に低いM2値を実現する単一モードのビームプロファイル
- 小さな焦点スポット(typ. ~30–100 µm)で高い出力密度と高精度を実現
- 代表波長:1070 nm付近(1075 nmバリエーションあり)
- ファミリー内で出力を拡張可能、最大で約10 kWまで
- キャビネット(YLS-SM)、ラック(YLR-SM)、デュアルビーム/AMB(YLS-SM-AMB)などの形式を用意
- パルス/変調プロセス向けの変調オプション(シリーズ依存)
用途例- 精密溶接
- EVバッテリー溶接
- 精密切断・穴あけ
- 表面処理・テクスチャリング
- 3Dプリンティング・付加製造
シングルモードとマルチモード — 補足シングルモードビームはガウス分布を示し、非常に小さなスポット(typ. 30–100 µm)にエネルギーを集中させるため、精密切断、穴あけ、精密溶接、非金属の加工や積層造形に適しています。マルチモードは複数の空間モードを含み、通常はより大きな焦点スポット(約100 µm〜>1 mm)を生成し、高出力での厚板加工に有利です。
製品ファミリー比較(表)列:YLS-SM series | YLR-SM series | YLS-SM-AMB series
ビーム品質:M2 < 1.1(最大2 kW);M2 < 1.15(最大4 kW);M2 < 1.2(最大5 kW);M2 < 2(最大10 kW) | M2 < 1.1 | M2 < 1.3
波長:1070、1075 nm | 1070 nm | 1070 nm
出力:最大10 kW | 最大8 kW | シングルモードコア:最大3 kW;リングビーム:最大5 kW
変調周波数:最大10 kHz | 最大50 kHz | 最大10 kHz
備考上記は標準構成の仕様値です。カスタム仕様が可能な場合があります。製品の供給状況は地域によって異なります。
特性 / 技術仕様- ビーム品質(M2):シリーズおよび出力により typ. <1.1 〜 <2
- 代表波長:約1070 nm(1075 nmバリエーションあり)
- 最大出力:ファミリーにより最大約10 kW
- 典型的なシングルモードスポットサイズ:約30–100 µm
- マルチモードのスポットサイズ(比較):約100 µm 〜 >1 mm
- 変調周波数(シリーズ依存):最大約10 kHz(一部シリーズは最大50 kHz)
- 提供形態:キャビネット(YLS-SM)、ラック(YLR-SM)、デュアルビーム/AMB(YLS-SM-AMB)