極めて高い表面あらさを必要とする小型電子部品の金型加工において、豊富な実績を有する放電加工機
最小コーナR 5μm 、超硬材の最良表面あらさRz 0.25 µm、ATCを使った連続運転で加工精度±2µm以下、オプションのMi ヘッド(C軸)は±2秒の割出し精度。小物電子部品のコネクタ金型などに理想的な放電加工機です。
オーバーハングの少ない軸構成、各軸の案内面とテーブル間距離が近い構造で真直度の許容値は2μm以下です。軸移動に伴う主軸の変化が抑えられ、常に高い加工精度が得られます。
本体鋳物の左右対称構造により、環境温度の変化が本体姿勢におよぼす影響を抑えています。また、後部に集中配置した熱源と機械本体との間に熱遮断層を設けて、熱を最上部から強制放出することで熱による変位を抑えています。
Z軸ボールねじの軸芯に温度調整した加工液を循環することで、主軸の姿勢変化を抑制し、安定した加工深さ精度で加工することができます。高速ジャンプを必要とする加工に効果を発揮します。