UHV(H) 直列共振試験システムは、インダクタンス可変の直列共振装置であり、500 kV 以下の容量性電圧変成器(CVT)および電磁変圧器の現場での校正および耐電圧試験を目的としています。複雑な現場条件下でも 50 Hz(電源周波数)での試験を可能にします。
概要システムは主に交流電源、励磁トランス、高圧リアクタで構成されます。現場での CVT 校正(≤ 500 kV)や電磁変圧器の耐電圧試験に広く用いられます。
適用本装置は CVT の校正を 50 Hz で厳密に行うことを目的としており、現場で調整可能な直列共振による昇圧ソリューションを提供して、地理的・現場条件が複雑な環境での運用要件に対応します。
基本原理電源周波数の共振は直列共振または並列共振として実現できます。いずれの方式も無効電力を補償し、完全に補償された後は入力電力を試験出力容量の 1/Q 以下にまで低減できます。
操作- 過電流保護設定:制御ユニットの定格電流の 0.7 倍に設定します。例:制御ユニット定格 27 A、整合する電流変成器 30/5 の場合、電流リレーを 3.3 A に調整します。
- 耐電圧時間の設定:時間リレーを試験に必要な時間に設定します。
- 接続と確認:配線図に従って試験用リードを接続・確認してください。コンソールの遮断器を閉じ、主電源投入前にレギュレータが 0 にあることを確認します。主電源投入前にリアクタの空気隙を調整し、行程・リミット保護を確認します。
- 調整と昇圧:主電源投入後、"boost" ボタンを押すとリアクタが高電圧を生成します。空気隙を変えて出力電圧が最大となるように調整し、調整完了後に試験電圧まで昇圧します。システムは耐電圧時間を自動で計測し、設定時間経過後に自動で 0 に戻ります。
- 監視と安全対策:試験中は被試験機器を監視し、異常が発生した場合は直ちにレギュレータを戻して電源を遮断してください。
特性 / 技術仕様- 定格容量:80 kVA
- 定格電圧:160 kV
- 可変インダクタンス範囲:65 ~ 130 H
- 定格周波数:50 Hz
- 定格電流:0.5 A
- 可変ギャップ範囲:0 ~ 300 mm
ドキュメント取扱説明書および校正証明書は技術資料(PDF)として提供されます。