概要HRT 300は作業長3,000 mm、電力1〜14 kWの床置き式熱可塑性樹脂曲げ機です。産業向け生産を想定し、アクリルやポリカーボネートなど、卓上機では対応できない長尺・重量の部材を加工します。床置き構造により長尺部材の積み込みが容易で、曲げ時の安定性を確保します。
主な特長- 大形・重量ワークの安全な取り扱いが可能な床置き設計
- 作業長:3,000 mm
- 電力範囲:1 kW〜14 kW
- ヒーティングワイヤの高さ・温度をデジタル制御し、全長にわたる均一な加熱を実現
- 可変センター間距離の調整が可能なリフレクターシステム
- 下側ヒーター1〜4ラインへ内部拡張可能なモジュラー設計
- mm・インチ目盛り付き平行ストッパーおよび側面ストッパーで繰返し位置決めが可能
適用分野- ファサード、空港、駅、公的空間向けの大形サインパネル — 継ぎ目のない一体成形
- 展示会、商業施設、博物館向けの長尺ディスプレイの連続生産
- アクリル・ポリカーボネート製大形サイン:長手方向の応力を抑えた仕上がり
- アクリル・PETG製大形家具部材:3 mまでの前面・側面・パネル
- 建築・建設用のカバー、保護パネル、パーティション、被覆材
- 折り間隔最大900 mmの深い折りが可能な装飾・機能部品
- 産業用プロトタイプ、技術部品および量産
装備と操作HRT 300は作業長3,000 mmにわたり温度とヒーティングワイヤ高さを精密に制御するデジタルユニットを備え、工程の再現性を確保します。可変リフレクターは多種フォーマットに対応します。床置きフォーマットは重量物の積み込み作業を軽減し、作業長全体でのたわみや振動を抑制する機械的安定性を提供します。
対応材料- メタクリレート(PMMA):光学用途、サイン、家具
- ポリカーボネート(PC):耐衝撃性を要する構造・保護部品
- PETG:成形性と耐薬品性に優れた産業部品・ディスプレイ向け材料
- ポリプロピレン(PP):軽量で疲労に強い技術部品・建築用途
- ポリスチレン(PS):装飾・商業用途(大形では温度管理が重要)
- PVC:大形サイン・表示用の標準材料
備考下側ヒーターを1〜4ラインに拡張可能。表示されている技術値は推奨値であり、プロジェクトの要件に応じて変更できます。
仕様(技術仕様)- モデル:HRT 300
- タイプ:床置き式(スタンド)
- 作業長:3,000 mm
- 処理厚:1〜8 mm(最大 10 mm)
- 加熱方式:下側のみ
- 下側ヒーターライン:1〜4(モジュラー拡張可)
- 曲げ方式:手動
- 電力消費:1 kW〜14 kW
- 接続電圧:230 V
- 曲げ間隔:20〜900 mm
- 可変リフレクターセンター間距離:20〜820 mm
- 寸法(L × W × H):3,390 × 1,050 × 185 mm
- 重量:175 kg
- 上側加熱:なし