ディーゼルエンジン D3876 LE12x

6気筒ターボ過給機付きコモンレール

トラック、建設機械、農業用6気筒エンジン MAN D3876 LE12x 6気筒エンジンは、3つの出力定格で415、450、485 kW（565, 612, 660 HP）の出力レンジを提供します。ボア138mm、ストローク170mmで、排気量は15.26リッターです。その結果、6気筒エンジンは1,050～1,450rpmで2,700～3,000Nmの最大トルクを発生し、大型トラクター、ハーベスター、建設機械に十分なパワーを発揮します。2,500バールのコモンレール噴射システムは、高い圧力レベルを生み出すため、燃焼室内の燃料噴射制御を改善し、燃料消費量の削減と排出ガスの改善を実現します。 MAN D3876 LE12xは、1,462 x 940 x 747 mm（長さx幅x高さ）、乾燥重量1,337 kgで、同等の出力で前モデルのD2868 LE12xよりもコンパクトかつ軽量になっています。VTG（可変タービンジオメトリー）ターボチャージャーにより、このパワフルな6気筒エンジンは、幅広いエンジン回転域で最大出力と最大トルクを発揮することができます。この新型MANエンジンは、排気ガス再循環装置とSCR触媒コンバーターにより、米国EPA Tier4 final/CARB排出ガス規制をクリアしています。さらに、EUステージVにも対応済みです。 D3876 LE12xは、2014年にIAA Nutzfahrzeugeで初公開した最強のMANトラックに搭載されている量産ユニットをベースにしています。