製品概要Servogrind® RSM 600 NCは、長尺かつ重量のあるワーク向けに設計された高精度の円筒研削盤です。従来の油圧ユニットに代えて両軸にサーボモーターを採用し、動的性能、精度、効率を向上させています。旋回式の内面研削ユニットを搭載し、単品~小ロット生産に適します。剛性の高い大型ベッド、研削された案内面、強力なスピンドル駆動により高い剛性と再現性を確保します。NCタッチパネル操作によりプログラミング知識が不要で、操作が容易です。
主な特長- NCタッチパネル制御と専用研削サイクル
- 外径・内径の円筒研削に対応
- 油圧を使わないサーボ駆動の両軸
- テーブル傾斜機構と作業主軸の傾斜機構
- 豊富な標準付属品
機械ベッド- 大型かつ重量ワークの高精度加工に適した重厚なベッド
- 広幅のVブロック案内を研削加工し、優れた振動減衰を実現した旋回テーブル
- テーブルとワークの重量を広く分散し、傾斜モーメントを最小化して高剛性を確保
- センタ間把持時の安定性を確保する堅牢な支え(尾台)
送り- 油圧に代わるサーボ式送りで滑らかかつ無振動のテーブル送りを実現
- 高性能サーボによりCNC機に匹敵する精度と動特性
- 高精度で再現性のある送り設定と電子ストッパによる移動制限
- 全軸に予圧ボールねじを採用し摩擦と起動トルクを低減
- 熱発生を抑え連続運転でも安定した条件を維持
- 駆動部・スピンドル・測定系はカバー等で保護され保守性を向上
研削ヘッド- 高精度のリニアガイドで最大の位置決め精度を実現
- 広く支持された研削スピンドルにより荒取り・仕上げともに高精度な面品位を達成
- 内面研削装置は作業領域に旋回投入され、別モーターで駆動
作業主軸- 作業主軸ヘッドは片側で旋回可能、回転速度は無段変速
- 標準で高同心度の3爪チャック Ø200 mmを装備
装備と保守- 大型扉でアクセスしやすい全面囲い込みの作業領域
- タッチスクリーンHMIにより操作と全パラメータを集中管理
- 視認性と安全性を確保するLED照明
- 自動集中潤滑装置
- セットアップを容易にするポータブル電子ハンドホイール
- 長尺ワーク用のセンタレストを標準装備、クーラント、ドレッサー、ホイールバランサー、工具類を標準パッケージに含む
NC制御- NC位置決め制御で荒取り、仕上げ、ダル仕上げを一工程で実行
- タッチパネルでプログラミング不要の個別研削サイクルを設定可能
- 縦・横の円筒研削用途向けに使いやすいHMIメニューを採用
- 詳細なグラフィック表示がデータ入力を支援し加工状態を表示
仕様・技術データ- 型式: Servogrind® RSM 600 NC
- センタ高: 180 mm
- 研削径: 8 mm - 320 mm
- ルーベット使用時研削径: 15 mm - 150 mm
- 研削長さ: 600 mm
- 内面研削径(ルーベットあり): 35 mm - 100 mm
- 内面研削径(ルーベットなし): 30 mm - 100 mm
- 内面研削深さ: 125 mm
- センタ間最大ワーク重量: 100 kg
- テーブル傾斜範囲: -2° / +9°
- ホイール周速: 45 m/s
- 研削ヘッドストローク: 195 mm
- 作業主軸旋回角: 90°
- 作業主軸テーパー: 4 MT
- チャック径: 200 mm
- 作業主軸回転範囲: 25 1/min - 500 1/min
- 研削主軸回転数: 2,140 1/min
- 研削ヘッド旋回範囲(左右): 10°
- 内面研削主軸回転数: 10,000 1/min
- 尾台テーパー: 4 MT
- 尾台芯押しボルト行程: 30 mm
- 研削主軸モーター: 4 kW
- 内面研削モーター: 1.1 kW
- 主軸/冷却ポンプモーター: 0.75 / 0.13 kW
- 研削砥石寸法: 400 mm x 50 mm x 203 mm
- 内面砥石(最大): 40 mm x 25 mm x 13 mm
- 外形寸法 (L x W x H): 3.03 m x 2.3 m x 2 m
- 重量: 2,800 kg