概説衝撃式除卵機 Matador(型式 Matador MJZH)は、流動中の製品に対して高効率な多重衝撃方式を適用し、面粉(小麦粉)およびセモリナ中の虫卵を99.5%以上不活化します。製粉工程の下流に組み込み、仕上がり製品の安全性を高めつつ連続処理を維持する目的で設計されています。
主な利点- 省エネ性:装置を通過する交差気流がないため、同等の衝撃式装置より消費エネルギーが低い。
- 早期故障検知:外装温度、シール部の圧縮空気レベル、振動を監視するセンサーを内蔵し、予防的な対応を可能にする。
- 実証された不活化効果:独立専門家による検証で、面粉およびセモリナにおける不活化率が>99.5%であることが確認されている。
食品安全性の観点Matadorの多重衝撃原理は製品の入口・出口で作用し、虫卵の確実な不活化を実現して製品の汚染リスクを低減します。独立試験により、食品安全管理の制御対策としての有効性が裏付けられています。
設計とプラント統合5段階の細かいサイズ展開で、処理能力は概ね1〜45 t/hです。立設・横設ともに設置可能で、小型機は天井吊り下げが可能です。溜管(重力落下)や気力搬送(最大許容過圧 1 bar)に対応し、既存の製粉ラインへの柔軟な導入やリトロフィットが容易です。
適用分野- 小麦粉(製粉・製パン向けの流れ)
- セモリナ / デュラム小麦由来の製品
ダウンロード製品パンフレット(Matador MJZH)は製品ページでPDF形式にて提供しており、技術仕様や設計指針を確認できます。
特性 / 仕様(概要)- Brand: Bühler
- 型式: Matador MJZH
- 機能: 流動する製品中の虫卵を不活化する多重衝撃システム
- 不活化率: >99.5%(小麦粉・セモリナ、独立検証)
- 処理能力: 1〜45 t/h(機種により)
- 機種: 5段階の細かなサイズ
- 設置形式: 立設または横設、小型は吊り下げ可能
- 搬送対応: 溜管または気力搬送(最大過圧 1 bar)
- センサー: 外装温度、シール部の圧縮空気レベル、振動監視
- 設計上の利点: 交差気流がないため同等機より省エネ